[アップデート] AWS コンソールモバイルアプリが Universal Links/App Links をサポートし URL からサービス/リソース画面に直接遷移出来るようになりました
いわさです。
先日、AWS コンソールモバイルアプリがアップデートされ Universal Links と App Links をサポートしました。
モバイルアプリがインストールされているデバイスの場合に、AWS リソースを示す特定の URL にアクセスするとモバイルアプリケーションを起動し、そのリソース画面まで遷移することができるようになったようです。
私は iOS デバイスを使っていまして、本日はこちらで試してみましたのでその様子を紹介します。
バージョン 3.7.0 以上から利用可能
Android も iOS もこの機能はサポートされています。iOS でいう Universal Links、Android でいう App Links が実装された感じですね。
どちらのプラットフォームもアプリバージョン 3.7.0 から利用可能です。
私のデバイスはバージョンが少し古く動作しませんでした。
ご利用前にアップデートをしておきましょう。
S3 バケットに遷移させてみた
3.7.0 以上のモバイルアプリが準備できたら、適当な AWS リソースへのリンクを取得します。
今回はマネジメントコンソールで S3 バケットを開き、その URL を使ってみることにしました。
何でも良いのですが、使っているメッセージアプリ経由でモバイルデバイスに URL を送信します。
で、モバイルデバイスからはこちらを開きます。なお、この時アプリはインストール済みですが起動はしていません。
リンクをクリックすると AWS コンソールモバイルアプリが自動で起動されました。良いですね。
私のモバイルアプリ環境の場合はいくつかの AWS アカウントの IAM ユーザーや組織のフェデレーションユーザーがセットアップされていたためか、まずどのアイデンティティを使うのか選択します。まぁそうですよね。この URL にトークンが埋め込まれているわけではないですから、認証情報が必要です。
IAM ユーザーを選択すると、マネジメントコンソールで開いていた S3 バケットの画面が直接開かれました。
なお、他の AWS リソースや、あるいはリソース一覧画面などに遷移することもできました。
一方で料金アラームメールのリンクなどの場合はそのままブラウザが開いたので、対応しているリソースのみアプリが開かれる仕様のようですね。
さいごに
本日は AWS コンソールモバイルアプリが Universal Links/App Links をサポートし URL からサービス/リソース画面に直接遷移出来るようになったので使ってみました。
ある程度のサービスが対応していればですが、これはかなり良いですね。
例えばアラートメールなどをモバイルデバイスで受信し、そのリンクからそのままリソース画面をシームレスに開いて操作することができそうです。
コンソールモバイルアプリどれくらい使われているのかなと気になっていたけど、アップデートも頻繁に行われていますし、なかなかおもしろいですね。
今は EC2 や RDS の停止くらいしか使えてないのですが、もうちょっと使いこなせるようになりたい。
今度、「AWS コンソールモバイルアプリだけで AWS 環境構築してみた」をやってみます。